『迷走しない! 英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり』
(原題:The Little Book of Research Writing)
翻訳した書籍が出版されました。
論文を書くとき、多くの人はついつい細かい部分にばかり注意が行きがちです。
「文法的に誤っているところはないか?」
「体裁は整っているか?」
細部へのこだわりはもちろん大切です。
しかし、わかりやすく、主張点がしっかりと伝わる論文を書くには、まず全体の「構造」を決めなければなりません。
たとえ細部が整っていたとしても、論文の「大枠」を理解できるような文章になっていなければ、読み手が困惑していまうのです。
本書では、以下の3要素を軸に、論文の大枠を組み立てるための方法を簡潔に解説しています。
R = Research question(研究課題)
A = Answer(研究課題に対する答え)
P = Positioning Statement(ポジショニングステートメント)
本書にしたがって1歩1歩、構成を組み立てていけば、重要なメッセージが自然と読み手に伝わる論文が出来上がるはず。
これから初めて論文を書く人にも、論文をすでに書いた経験のある人にもおすすめの1冊です。
ぜひお手にとってみてください。
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